【作品紹介】ラブドールとの恋を描いた映画3選

ラブドールとは

“ラブドール”とは男性が疑似的なセックスを楽しむために作られた女性の形をした人形の事です。

無機質なシリコン製の人間に腰を振る姿を想像すると何とも滑稽ですが、そんなラブドールとの恋を描いた映画作品が存在します。

今回は個人的なオススメ3作品を紹介します。

1.『ラースと、その彼女』 

制昨年2007年
制作国アメリカ
監督クレイグ・ギレスビー
主な出演者 ライアン・ゴスリング
エミリー・モーティマー
ポール・シュナイダー
上映時間106分
総合評価7/10
内気な青年を支える心優しい周囲の人々に感動する作品。

小さな田舎町で暮らす心優しい青年ラースは、とてもシャイな性格です。そのため兄のガスやその妻カリンといった限られた人間関係しか築けず、いつも一人でいました。

ある日、そんなラースが「インターネットで彼女ができた!」と兄のガスとカリンに打ち明けます。ラースはビアンカという名の彼女を紹介しますが、その姿に二人は驚きます。彼女はアダルトサイトで購入したラブドールだったのです。

ガスは「ラースは頭がおかしくなってしまった」と心配しますが、「彼の妄想には理由があるはず」という精神科医の助言に従い、ラースの妄想に付き合う事に決めます。

ガスとカリンはラースとビアンカを招待し食事の場を設けます。そして心優しい町の人々もラースの恋人ビアンカを本当の人間のように扱うのでした。

人々の優しさやビアンカとの別れを通じ、ラースが人間味を手に入れ成長していく様子が非常にハートウォーミングな作品です。

Lars and the Real Girl (2007) (imdb.com)

ラースを演じるのは『君に読む物語』(2004)や『ラ・ラ・ランド』(2016)でお馴染みのライアン・ゴスリング

監督は『101匹わんちゃん』の悪役クルエラ・ド・ヴィルのスピンオフ作品『クルエラ』(2021)のメガホンをとったクレイグ・ガレスピー

2.『空気人形』

制昨年2009年
制作国日本
監督是枝裕和
主な出演者    ぺ・ドゥナ
ARATA
板尾創路      
上映時間116分
総合評価7/10
空気人形の切なくも悲しい恋の行方は…

ファミレスで働く秀雄(板尾創路)は「のぞみ」というラブドールと一緒に暮らしているしがない中年男性です。

のぞみ(ぺ・ドゥナ)は秀雄が仕事に出かけると本物の人間のように動き回り、ある日、外の世界に飛び出しました。

初めて見る外の世界に驚くのぞみは、レンタルショップの店員である純一(ARATA)に恋をします。そして彼女は昼間はレンタルショップで働き、夜は秀雄のアパートに戻る暮らしをする事に決めます。

いつしか純一とデートを繰り返すようになったのぞみは自分が普通の人間になったと錯覚し喜びますが、事あるごとに自分がただの空気人形(安物のラブドール)でしかない事を思い知らされます。

そして、人間の感情を知ってしまったのぞみには悲しく切ない結末が待っているのでした。

Air Doll 2009 / 空気人形 – YouTube

『リンダ リンダ リンダ』(2005)や『グエムル-漢江の怪物-』(2006)にも出演している韓国人女優のぺ・ドゥナがラブドールののぞみ役を演じた。

作中では大胆なヌードシーンも披露しており、彼女の女優魂には感服です。

3.『チェリー2000』

制昨年1986年
制作国アメリカ
監督スティーヴ・デ・ジャーナット  
主な出演者   メラニー・グリフィス
上映時間94分
総合評価7/10
愛しのラブドールを取り戻せ!男の命を懸けた冒険スペクタクル!

ジャケットは80年代アクション感ムンムンですが、こちらもラブドールをテーマとした作品。

都会に住むサラリーマンのサムは家事からSEXまでこなしてくれる女性型ロボットのチェリーとささやかな生活を満喫していました。しかし、キッチンでの激しい情事の途中、チェリーは故障。機能停止となります。

彼女の記憶チップを取り出し、新たなボディーにそれを組み込む事で彼女との楽しい生活を取り戻そうと目論むサムでしたが、チェリー2000型は既に生産終了しており手に入れる術はない事を知ります。

チェリーを失った事実に途方に暮れるサムですが、荒廃した郊外の廃工場にチェリーのボディがあるという情報を入手、プロの回収屋の「E」こと、ジョンスン(メラニー・グリフィス)を雇い入れ、チェリー2000型のボディ探しの旅に出るのでした。

ラブドールに命をかける男を描いたSFアクション。マッドマックスのような世界観とムンムンのB級感がたまらない作品。

ラブドール役チェリー役のパメラ・ギドリーも可愛いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました