映画『アナと雪の女王』あらすじ・感想

制作年2013年
制作国アメリカ
監督クリス・バック
ジェニファー・リー
主な出演者   クリステン・ベル
イディナ・メンゼル
ジョナサン・グロフ    
ジョシュ・ギャッド
上映時間102分
総合評価7/10

1.作品概要

「レリゴー♪」で一世を風靡したディズニー映画の名作ですね。

ディズニー史上初のダブルヒロインを迎えた本作。日本語吹き替え版ではアナ役神田沙也加エルサ役松たか子が演じました。

松たか子が歌う日本語版『Let It Go』もその素晴らしい歌声が話題になりましたね。

2.あらすじ

魔法の力を持って生まれたエルサ

触れたものを凍らせてしまう魔力を持って生まれたエルサ。

彼女は幼少期に誤ってその力で妹のアナを傷つけてしまいます。王と妃である両親は森に住むトロールに助けを求めました。

結果、アナから事故の事とエルサの魔力の記憶を取り除く代わりに彼女を救う事ができたのです。

Ana to Yuki no Joou (2013) (imdb.com)

成長したエルサは日に日に増す魔力を制御できなくなり、アナを傷つけたトラウマから次第に人を避けて城の中に閉じこもるようになってしまいます。

魔力に関わる記憶のないアナには仲良しだったエルサが自分を避けるようになった理由も分からず、閉ざされた城の中で悶々と暮らしていました。

エルサの戴冠式

それから10年が経ちます。

海難事故で両親を亡くした姉妹は広い城の中でお互いに顔を合わさず孤独に暮らしていました。

それからまた3年が経ち、第一王女であるエルサは戴冠式を迎えるのでした。この時エルサは21歳。アナは18歳になっていました。

アナは13年ぶりに触れ合う外の世界に胸を躍らせていましたが、エルサは自分の魔力が周囲にバレてしまわないか不安げな表情をしています。

Ana to Yuki no Joou (2013) (imdb.com)

魔力を封じる手袋を付けて何とか戴冠式を終えたエルサは妹のアナと久々に顔を合わします。お互いの成長した姿を見て多少の驚きとぎこちなさを感じさせつつも再会を喜ぶ二人でしたが、アナがその日出会ったばかりの隣国の王子ハンスと結婚をすると言い出し、エルサは猛反対します。

Ana to Yuki no Joou (2013) (imdb.com)

二人は口論となります。そしてその勢いでエルサの手袋が取れてしまい彼女はうっかり魔法を発動させてしまいます。

戴冠式に参加していた民衆は彼女の力を見て「悪魔だ、怪物だ」と大騒ぎ。たちまちパニックとなります。

自分の隠していた魔力を知られたエルサはショックを受け、ひとりノースマウンテンに雪の城を建て閉じこもります。そこで自分を隠して生きる事はやめ、独り自分らしく生きていく事を誓うのでした。

「私は私らしくいるわ。誰が何を言おうと気にしない」といったエルサ姉さんの強い意志を感じます。

アナの冒険「姉さんはあたしが連れ戻す!」

エルサの暴走した魔法によりアレンデール王国は1年中の雪に見舞われます。

アナは王国の冬を終わらせ、姉のエルサを救い連れ戻すために王国をハンスに任せて1人で旅に出る決意をするのでした。

旅の途中、氷売りの男クリストフとトナカイのスヴェン。そしてエルサが創り出した雪だるまのオラフに出会い、共に姉の暮らす氷の城を目指すのでした。

Frozen Official Elsa Trailer (2013) – Disney Animated Movie HD – YouTube

氷に覆われたアレンデール王国の現状を知り心を痛めるエルサですが、「自分にはどうする事もできない…」と王国に戻る事を拒みます。さらに魔術を暴走させてしまい氷の矢をアナの胸に命中させてしまいます。

それでも食い下がるアナたちに対し氷で創造した巨人マシュマロウを召喚して彼女たちを追い払うのでした。

アナとエルサを救った”真実の愛”

氷の魔力で胸を射られたアナの髪色は白くなり心臓は凍ってしまいます。彼女の命はとても危険な状態にあるのでした。

トロールは「真実の愛の行動」だけがアナを救うと言います。

するとクリストㇷは「アナの婚約者であるハンスの愛が彼女を救う」と信じ、命懸けでアナをハンスの待つ王国へと送り届けるのでした。

一方はハンスは捜索隊を率いエルサの元へ行き、彼女を捕らえていました。

王国に戻ったハンスはアナと再会。アナは「真実の愛」を信じて彼にキスを望みますが、ハンスはアナに近づいたのは王位を狙ったためだと暴露します。

Ana to Yuki no Joou (2013) (imdb.com)

瀕死のアナに対し「自分は兄は12人いるから王の座を得るにはこうするしかないんだ」と話す彼はこのままアナが息絶えた後にエルサを処刑。自らが王位に就くという魂胆でした。

純粋なアナを騙すなんて… ハンスの野郎、許せないぜ!!

このまま死にゆくと思われたアナでしたが、そこにオラフが現れ彼女を助けます。

一方エルサも処刑される寸前で氷の魔術で牢獄を抜け出しました。

エルサを追うハンスは彼女を追い詰め、大剣を振り殺害しようとしますが、寸前のところでアナがエルサの前に立ちはだかりました。それが最後の命の灯だったのか、アナはそのまま凍り付いてしまいます。

Ana to Yuki no Joou (2013) (imdb.com)

アナの愛を思い知ったエルサは大粒の涙を溢しながらアナを抱きしめます。

すると、何という事でしょう…!! アナの氷が解け始めたのです。

姉妹の互いを思いやる「真実の愛の行動」が氷を溶かしたのでした。

結末

真実の愛の力を知ったエルサは王国の氷を溶かします。アレンデール王国の長い冬は終わり、春が訪れたのでした。

Ana to Yuki no Joou (2013) (imdb.com)

裏切り者のハンスは本国に強制送還され、アナは「自分のために行動してくれた」クリストフに愛を感じて彼の恋人になります。

そしてエルサは人々を楽しませるために氷の魔術を使えるようになり、アレンデール王国の女王として王国の平和を支えるのでした。

3.感想

私はディズニー映画はほとんど鑑賞しません。何なら全然興味もなくって、ムーランとポカホンタスの区別もつかないくらいでした。

当時の『アナ雪』ブームの時ですら「レリゴーって何だよwww」状態でした。

まぁお盆も自粛でどこにも行けないし、一度観てみるかと鑑賞しましたが…

超絶感動しました…!!

何これ何回泣かしにかかるの?ていうかエルサたん超かわいいんですけど状態でした。

魔法の力を持ち妹を傷つけた事で自分の殻に閉じこもり、自分を隠し生きていく事を決めるエルサ。戴冠式で魔力がバレてしまい、傷ついた彼女は自分らしく生きようと決意して「レリゴー」を熱唱します。この歌の持つ力強さに圧倒され涙がこぼれました。鑑賞前に「レリゴーって何だよwww」 とワロス状態だった自分を蹴り殺したいと思いました。

そして姉妹の「真実の愛」の力でアナの氷が解けるシーンは号泣です。流石ディズニーさんです。すっかり魔法にかけられてしまいました。これからはディズニー映画もちゃんと観ます。

エルサは当初悪役だった?

ところで、当初エルサは悪役として描かれる予定だったそうですね。二人は姉妹でもなく、エルサはアナに呪いをかける雪の女王という設定だったようです。

エルサが悪役でなくなった理由は映画のエグゼクティブプロデューサーのジョン・ラセターの当時10歳の息子さんの病気が影響していたそうです。

1型の糖尿病を患い毎日注射を打つ息子は「どうして僕なの?」と日々ストレスを抱えていたそうです。そんな病を持ち悩む息子の姿を見て「生まれつき魔力を持ったエルサが悪者な訳がない」と考え、魔力というコンプレックスに苦しむキャラクターとしてエルサが描かれるようになったのです。

『The Story of Frozen: Making a Disney Animated Classic』(2014)で語られたこの話を知り、『アナ雪』という作品が単なる姉妹愛を描いた作品ではなく、コンプレックスに打ち勝ち、自分らしく生きる勇気を与えてくれる力強い作品であると考えるようになりました。

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