映画『コブラ』あらすじ・感想 スタローン主演のハードボイルドアクション

制作年1986年
制作国 アメリカ
監督ジョルジ・パン・コスマトス
主な出演者 シルヴェスター・スタローン
ブリジット・ニールセン
上映時間85分
総合評価6/10

1.作品概要

新世界の創造を目指す連続殺人集団を追うコブレッティ刑事をスタローンが演じたバイオレンス・アクション。

殺人集団に追われるヒロインを当時のスタローンの妻であるブリジット・ニールセンが演じた。

ティアードロップのサングラスにマッチ棒を咥え、50年型のフォード・マーキュリーを乗り回すクールなスタローンから目が離せない。

尚、木曜洋画劇場の予告で本作のスタローンが「男のリトマス試験紙」と称されたのは有名な話。

2.登場人物

マリオン・コブレッティ警部補(シルヴェスター・スタローン)

Cobra (1986) (imdb.com)

型破りな仕事ぶりは賛否両論であるが、仕事熱心である。

悪党には容赦ないが、仲間にはジョークを話すなどユーモアを備えている。


トニー・ゴンザレス巡査部長(レニ・サントーニ)

Cobra (1986) (imdb.com)

コブラの相棒である刑事。コブラがイングリットに気がある事を見抜いている。


イングリット・ヌードセン(ブリジット・ニールセン)

Cobra (1986) (imdb.com)

モデルを務める女性。ナイト・スラッシャーの殺人を偶然目撃した事で命を狙われる事となり、コブラたちの保護下に。


ナイト・スラッシャー(ブライアン・トンプソン)

Cobra (1986) (imdb.com)

新世界の創造を目指す異常殺人集団を率いる男。イングリットを執拗に追い、コブラたちを追い詰める。


モンテ警部補(アンドリュー・ロビンソン)

Cobra (1986) (imdb.com)

コブラの同僚であるが、型破りでルールを守らない彼を嫌っている。嫌味な性格の奴だ。


3.あらすじ

スーパーマーケットで強盗が発生。客を無惨にも銃殺した犯人は更に人質を取って店内に立てこもっていた。為す術がなく建物を包囲するだけの警官たちにある提案がなされる。

“コブラを呼べ”

Cobra (1986) (imdb.com)

颯爽と登場した規格外の刑事コブレッティ(シルヴェスター・スタローン)はマーケット内に潜入。すぐさま犯人を追い詰めると「貴様は病気で俺が薬だ」とキメ台詞を吐き、犯人を射殺。

現場に殺到したマスコミから「犯人の人権」について問われるが、被害者の死体を指し、「こいつの家族にも同じ事が言えるのか」と一喝するのであった。


そんなロスの街では最近、ナイト・スラッシャー(ブライアン・トンプソン)率いるカルト集団が連続殺人事件を起こしており、コブレッティは相棒のゴンザレス(レニ・サントーニ)と事件の行方を追っていた。

ある夜、モデルのイングリットブリジット・ニールセン)は偶然にもナイト・スラッシャーの殺人を目撃してしまう。

Cobra (1986) (imdb.com)
モデルであるイングリットの撮影風景。凡人には理解できない撮影コンセプト。

「目撃者は生かしておけない」とナイト・スラッシャーに命を狙われる事になったイングリット。

彼女の護衛を任されたコブレッティとゴンザレスであったが、警察内に内通者がいた事もあり、殺人集団の魔の手は刻一刻と迫りつつあった。

イングリットを守りぬき悪を成敗するため、猛毒刑事コブレッティが牙をむく。

4.感想

型破りな刑事として登場する”コブラ”ことマリオン・コブレッティ。

サブマシンガンやナイフを駆使し悪党を処刑していくスタローン十八番の痛快アクションが満載であり、今回も住宅街やトラックの荷台を舞台に派手にやってくれています。

Cobra (1986) (imdb.com)

製鉄所に追い詰められた際はガソリンをかけ、敵の身体に火を付けたり、クレーンのフックにナイト・スラッシャーを串刺しにして溶鉱炉へ突っ込ませる等、悪人の処刑方法は型破りそのもの。

そしてラストは嫌味な同僚警部補を殴り、イングリットとラブラブでバイクで逃避行という80年代アクション映画の王道的な結末。

突っ込みどころ満載ですが、スタローン全盛期のアクションが満喫できる作品です。

5.ビバリーヒルズ・コップとの関係

本作は元々『ビバリーヒルズ・コップ』として制作される予定でした。そう、エディ・マーフィ主演のアレです。

『ビバリーヒルズ・コップ』のアクセル役のオファーを受けたスタローンは、コメディ色を排除し、主人公の名前をアクセル・フォーリーからアクセル・コブレッティに変更。『ダーティハリー』のようなシリアスな刑事映画にしようと目論んだのでした。

しかし、制作費が莫大に膨れ上がった事で配給会社は丁重にスタローンに降板してもらい、脚本を白紙に戻し、エディ・マーフィーを起用したのだそう。それが1984年に公開された『ビバリーヒルズ・コップ』です。


その後、スタローンはコブレッティ刑事の構想を諦めきれませんでした。そこで1986年に『コブラ』を創り上げたのです。

『ビバリーヒルズ・コップ』の主人公がスタローンになっていた可能性があるって事は驚きですね。少し観てみたい気もしますが…笑

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