『ブロブ 宇宙からの不明物体』

制作年      1988年         
制作国アメリカ
監督チャック・ラッセル
主な出演者ケビン・ディロン
ショウニー・スミス
上映時間95分
総合評価7/10

1958年のスティーブ・マックイーン初出演作品『マックイーンの絶対の危機((人食いアメーバの恐怖))』のリメイク作品。

監督のチャック・ラッセル「エルム街の悪夢3」ジム・キャリー「マスク」シュワルツェネッガー「イレイザー」で有名。

脚本には『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』、『ミスト』の監督を務めたフランク・ダラボンが関わったという何気に豪華な作品。

作品概要

アメリカの田舎町に墜落した隕石からアメーバ状のクリーチャー、ブロブが誕生。

ブロブは人を喰らいながら巨大化し、町を恐怖に陥れていく。

混乱し逃げ惑う住民。ちらつく政府の陰謀。立ち上がる若者の運命は…!?

あらすじ(以下ネタバレあり)

ブロブの誕生

アメリカの田舎町、アーバーヴィル。

イケメン大学生のポールはフットボールに勤しんでいました。

彼は試合中にも関わらずチアリーダーのメグをデートに誘う事に成功します。

一方、町はずれではブライアンという青年がバイクを乗り回していました。

彼は札付きの不良でいつも警察にマークされている問題児。

イケメンで華のカレッジライフを謳歌するポールとは対照的です。

ブロブ 宇宙からの不明物体 (1988) (imdb.com)

(ん?ケヴィン・ベーコン?かと思いましたが違いました)

そして夜。静かな町の上空に謎の火の玉が現れ、森に墜落します。

現場に居合わせたホームレス男性が、隕石から覗くピンク色の物体を棒でつつきます。

勢いよく飛び出した物体(ブロブ)はホームレスの腕に巻き付きました。

ホームレスはパニックとなりその場を走り去ります。

そして一連の様子を目撃していたブライアンはホームレスを追いかけます。

デート中のポールとメグが偶然近くをドライブしており、飛び出したホームレスを轢いてしまいます。

病院にホームレスを運ぶポールとメグ。一連の出来事を目撃していたブライアンも病院に同行します。

ブロブの襲撃

ホームレスを運び、病院の待合室で待機する一同。

ポールはベッドに横たわるホームレスの様子がおかしい事に気が付きます。シーツをめくると、ホームレスの下半身は無残にも溶かされており、死んでいたのでした。

天井にはホームレスを喰い成長したブロブがおり、狼狽するポールに襲い掛かります。

ブロブ 宇宙からの不明物体 (1988) (imdb.com)

「あぁ…イケメンが大変な事に!」絶叫するメグの前でそのまま彼は絶命します。

通報を受け、駆け付けた警察。

メグは一連の出来事を証言しますが、「何言ってんだこいつ」状態の警察は証言を聞き入れず、殺人として本件を扱います。

真っ先に疑いをかけられたのは不良のブライアン。彼は警察に拘束されます。

彼は舐めた態度で保安官を激怒させますが、証拠がない事を理由に釈放されます。

警察署を後にし、ダイナーで食事をとるブライアンの元をを訪れたメグ。

「病院の出来事。誰も私の事を信じてくれないの」彼女はブライアンに病院での真相を証言してくれと頼んだのでした。

しかしそっけない態度をとるブライアン。それに対しメグは激高。彼を罵ります。

優等生タイプの彼女の態度に彼は少し心を開くようになります。

そんな中、ダイナーのキッチンから悲鳴が。排水溝に潜んだブロブはコックを襲っていたのです。

成長したブロブは彼らにも襲い掛かりますが、咄嗟に二人は食品用の冷蔵部屋に逃げ込みます。

ドアの隙間から侵入を試みるブロブですが、床上の霜に触れるとその場から逃げ出してしまいました。

その後も次々と人を襲い成長をるづけるブロブ。

ブライアントメグは隙を見て逃げ出し保安事務所に向かいますが、そこはもぬけの殻。

保安官が向かったという谷へ二人も急ぎます。

ブロブの正体とは…?

そこは防護服を着た怪しげな集団と軍に占拠されておりました。彼らは町の住人を避難させ安全を保障すると語り、車に乗るように指示します。

he Blob (1988) – Official Trailer

言われるがまま車に乗せられる二人。この集団に不信感を持ったブライアンは「ここから逃げよう」とメグを誘いますが、家族の安否を気に掛けるメグは車に残る事を決意。

ブライアンは一人で車から脱出します。

メグを乗せた車はやがて町に到着。

既に防護服の集団に占拠されており、避難させられた人々は教会に集められていました。

メグは避難所で弟を探しますが、どこにも見つかりません。

弟は教会を抜け出し映画館に行っていたのです。メグは慌てて映画館に向かいます。

映画館では従業員が殺され、客席にもブロブの魔の手が迫っておりました。

弟とその友達を連れて何とか下水道に逃げ込むメグはブロブから逃げながら出口を探します。

一方、車から脱出し怪しい集団の動向を探ってたブライアンはブロブが国家の陰謀による生物兵器であることを知ります。

軍がメグとブロブを追い下水道に入ったという無線を傍受すると、彼はバイクを飛ばし下水道に向うのでした。

ブロブとの決戦

地上を目指し下水道を彷徨うメグですが、弟の友人がブロブの餌食となってしまいます。

本作では善人、女、こども容赦なく人がバタバタと死んでいきます。

メグもいよいよ追い詰められますが、タイミングよく下水道に侵入していた軍の兵士が現れ、ブロブは彼らを先に襲います。

そこにブライアンが登場しメグと弟は助かるのでした。

彼らと生き残った兵士はマンホールから脱出を試みますが、地上にいた黒幕の博士が大事な生物兵器のブロブを閉じ込めるべく、マンホールのふたを閉じてしまいます。

兵士が持っていたロケットランチャーでマンホールを下水道から破壊するブライアン。

「こいつらは感染してる!殺せ!」と騒ぎ立てる博士に対し、ブライアンは「この騒動の原因こいつらの実験によるものだ!」と暴露します。

程なくして博士がブロブに下水道内に引きづりこまれると、先ほど博士に見捨てられた形となった兵士たちがマンホール内に一斉射撃を開始。怪物の息の根を止めにかかります。

しかし、成長したブロブに重火器は効果がなく、地面を割ったブロブは街に再出現します。

教会内に逃げ込んだブライアントメグですが、ブロブは教会もろとも包み込もうとしております。

絶望的な状況で、メグはダイナーでの事を思い出しました。「ブロブは冷気に弱いんだわ!」

消火器をブロブに吹きかけるとその冷気にブロブはひるみます。

しかし消火器程度の攻撃では怪物を倒す事はできません。

そこでブライアンは除雪車でブロブに攻撃を仕掛けます。

しかし、ブロブの抵抗を受け、除雪車は横転。

ブライアンの絶体絶命の状況を見てメグは教会を飛び出し、軍隊の銃を放ち、雄たけびを上げながらブロブに近づきます。そして瀕死の兵士から取り上げた爆弾を除雪車のタンクに設置するのでした。

タンクは爆発し、飛び出した大量の人工雪により氷の結晶と化したブロブ。

町は勇敢な男女により救われたのでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました