あらすじ・解説『バットマン フォーエバー』

制昨年1995年
制作国アメリカ
監督ジョエル・シューマカー
主な出演者 ヴァル・キルマー
トミー・リー・ジョーンズ
ジム・キャリー
クリス・オドネル
ニコール・キッドマン
ドリュー・バリモア
上映時間119分
総合評価6/10

作品概要

豪華出演者が並ぶ映画シリーズ3作目。

バットマンのサイドキックであるロビンが登場する。

監督がティム・バートンからジョエル・シューマカーに変更となっており、前2作品の陰鬱で怪しさ溢れる世界観から様変わりしたゴッサムシティが描かれている。

「正義VS悪」の構図も分りやすく、派手なシーンも多いため”良くも悪くも”とっつきやすい作品といった印象である。

あらすじ

ゴッサム・シティに新たな強敵が出現した。虚飾と邪悪、二つの顔を持つ”トゥーフェイス”。そして、恐るべき洗脳マシンを発明した謎の怪人”リドラ-”だ。共通の敵=バットマンを永遠に葬るべく同盟を結んだ彼らは、街を破壊しバットマンをおびき寄せる。窮地に陥るバットマン。だがそのとき、最強のパートナー=ロビンが登場した!バットマン&ロビンvsリドラ-&トゥーフェイス。正義と悪の最強タッグによる死闘が、いま始まる!

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登場人物・キャスト

ブルース・ウェイン/バットマン(ヴァル・キルマー)

Batman Forever (1995) (imdb.com)

ティム・バートン監督2作品ではマイケル・キートンがウェイン役を務めたが、本作ではヴァル・キルマーが同役に抜擢された。

『トップガン』(1986)でマーヴェリックの同僚アイスマン役を演じたのが有名である。

チェイス・メリディアン博士(ニコール・キッドマン)

Batman Forever (1995) (imdb.com)

本作のヒロインを演じるのはニコール・キッドマン

バットマンとウェインに惹かれる精神科医チェイス博士を演じている。作中で彼女が見せる妖艶な魅力に注目だ。

ディック・グレイソン/ロビン(クリス・オドネル)

バットマンの相棒ロビンを演じたのは『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』(1992)やドラマ『NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班』への出演で知られるクリス・オドネル

サーカスでのアクロバティックを生業とするグレイソン一家の末っ子。親と兄弟がサーカスの公演中にトゥーフェイスに殺害された事でバットマンの相棒”ロビン”となった。

ハービー・デント/トゥーフェイス(トミー・リー・ジョーンズ)

本作のヴィランのトゥーフェイスを演じるのはトミー・リー・ジョーンズ

元は正義を志すハービー・デント検事であったが、恨みを持つ犯罪組織のボスに硫酸をかけられ顔の半分を失った。その際にバットマンが自身を救わなかったことに恨みを持ち、彼を恨む怪人へと成り下がった。

自身の行動をコインの表裏で決定する。

シュガーとスパイスという自身の2面性を象徴する娼婦を愛人として置いている。

エコワード・ニグマ/リドラー(ジム・キャリー)

Batman Forever (1995) (imdb.com)

バットマンの前に立ちはだかるリドラーを演じたのはジム・キャリー

元はウェイン社に勤める開発者であったが、人の脳波を操る自身の開発品”BOX”を「マインドコントロールである」とウェインの否定された事で恨みを持ち、怪人リドラーとなる。

トゥーフェイスと結託しニグマ・テック社を設立し、BOXを世に放ち大富豪となる。

本作のヴィランについて解説

トゥーフェイス

シリーズでも人気の高いスーパーヴィランであるトゥーフェイスだが、その生い立ちはなかなか涙ぐましいものである。

彼は幼い頃に兄と母を亡くしており、その事で精神に影響を受けた父からの虐待を受けて育った。

彼は虐待のせいで双極性障害と統合失調症を患ったが、自分を律し続け、26歳にしてゴッサムシティの最年少検事となった。

『バットマン』(1989)では検事就任時の様子が描かれており、この時は『スターウォーズシリーズ』ランド役でお馴染みのビリー・ディー・ウィリアムズがデント検事を演じている。

Batman (1989) (imdb.com)

この高潔な検事は法廷でギャングから酸をかけられた事が原因で”トゥーフェイス”になるのだが、原作では悪に染まった後も、僅かに残った善良な性格が描かれていた。

善良な姿と焼け爛れた悪の姿が象徴するこの”二面性”こそトゥーフェイスの魅力といえるのだが、本作に登場するトゥーフェイスはやりたい放題の悪人として描かれており、彼の特徴的な動作である”選択を決定するコイントス”についても表が出るまで投げ続けるという原作にそぐわない形となっている。

Batman Forever (1995) (imdb.com)

このトゥーフェイス像に原作ファンから不満もあったようだが、トミー・リー・ジョーンズのぶっ飛んだ怪演は見事である。

尚、クリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト』(2008)ではアーロン・エッカートがデント検事を演じている。

リドラー

彼は幼少期に学校のパズル大会にて不正を働き優勝した事がきっかけで注目を集める事に固執するようになり、後の怪人リドラーとなった。

本作でもバットマンにクイズを送り付ける様子が描かれている。

Batman Forever (1995) (imdb.com)

リドラーは本作以降で映画シリーズに登場していないが、2022年公開予定の『ザ・バットマン』ではメインヴィランとして登場予定だ。

『スイス・アーミー・マン』(2016)や『okja/オクジャ』(2017)への出演で知られるポール・ダノがキャスティングされている。

コメント

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