あらすじ・解説『マーダー・ライド・ショー』 殺人一家の蛮行を描くカルトホラー!!

制作年2003年
制作国アメリカ
監督ロブ・ゾンビ
主な出演者   シド・ヘイグ
ビル・モーズリー
シェリ・ムーン・ゾンビ  
カレン・ブラック
上映時間83分
総合評価7/10

1.作品概要

ヘヴィメタルのホワイト・ゾンビのボーカリストであり、ソロ名義でも活躍していたロブ・ゾンビが監督を務めたホラー映画。

殺人家族ファイアフライ一家の奇行・蛮行を描いた血みどろで過激な内容ですが、大ヒットを記録しカルト的な人気を誇る作品です。

これまでシリーズ3部作が公開されています。

  1. マーダー・ライド・ショー』(2003)
  2. デビルズ・リジェクト マーダー・ライド・ショー2』(2005)
  3. スリー・フロム・ヘル』(2019)

2.あらすじ

舞台は1977年のとあるアメリカの田舎町。

奇妙なスポットを取材しながらドライブをしていた男女4人の大学生は、ガソリンスタンドと博物館が併設された「スポールディングのバケモノ博物館」を訪れます。

エキセントリックな風貌のキャプテン・スポールディング(シド・ヘイグ)は学生たちにアルバート・フィッシュやエド・ゲイン等といった有名シリアルキラーについて解説します。

House of 1000 Corpses (2003) (imdb.com)

学生はその中で「ドクター・サタン」という殺人鬼の話に興味を持ち、 スポールディングの地図をたよりに彼が絞首刑とされた木がある場所に向かうのでした。

道中、謎の美女ヒッチハイカーを拾い、目的地に向かう一行ですが何者かに車はパンクさせられ、美女とその家族が暮らすファイアフライ一家に招待されます。

House of 1000 Corpses (2003) (imdb.com)

普通じゃない風貌の家族たちが次々と現れ、食卓では下品な会話が繰り広げられます。その後も悪趣味な歓迎は続き、耐えられなくなった学生たちは家を出る事を決意します。

するとファイアフライ一家が一斉に学生たちに襲い掛かるのでした。捕らわれた学生たちは拷問を受け、顔の皮を剥がれます。

学生の一人、ビルは拷問の末に身体を改造され半魚人のオブジェに仕立て上げられるのでした。

House of 1000 Corpses (2003) (imdb.com)

そう、ここは殺人一家が暮らし多くの死体が眠る悪魔の家なのでした。


女学生のデニースの父親は、家に帰らない娘を心配し警察に捜索願を出します。

「スポールディングのバケモノ博物館」での目撃情報から聞き込みを進めた警察はファイアフライ一家の住む悪魔の家に辿り着きますが、警察隊は一家から返り討ちに遭います。

警察隊とそれに同行したデニースの父を殺した一家は、残りの学生たちにウサギの着ぐるみを着せて森の中で彼らを次々と殺していきます。デニースには殺した父親の顔の皮を被らせるという鬼畜な行為を平然とやってのけます。

何とか逃げ出したデニースは地下にある扉の前に辿り着きます。彼女は助かるのでしょうか…

しかし扉の先で彼女が見たものは更に恐ろしい光景なのでした。

House of 1000 Corpses – Trailer (2002) – YouTube

3.ファイアフライ一家 家族構成 

・家系図

作中で様々なサイコ野郎が登場するファイアフライ一家ですが本記事では一家の相関関係を家系図でまとめてみました。

なかなかヤバい奴のオンパレードですね。笑

ネタバレになりますが、スポールディングとマザーからベイビーのような絶世の美女が生まれた事が信じられません。笑

(彼女もまたサイコ野郎なのですが…)

・登場人物/キャスト

【父】キャプテン・スポールディング /シド・ヘイグ

House of 1000 Corpses (2003) (imdb.com)

「スポールディングのバケモノ博物館」 のオーナーでピエロをメイクをしている。

店内には人魚のはく製やタランチュラの標本等、趣味の悪い展示物が並んでいる。

店では アルバート・フィッシュやエド・ゲインといった殺人鬼を紹介する「殺人ライド」を催しいる。

物語後半でファイアフライ一家の父である事が判明する。


【母】マザー・ファイアフライ/カレン・ブラック

House of 1000 Corpses (2003) (imdb.com)

派手派手な一家の母。娘のベイビーを”天使”であると溺愛している。

前夫との間にも”ルーファス”と”タイニー”という子どもがおり一緒に暮らしている。


【養子】オーティス・ドリフトウッド/ビル・モーズリー

House of 1000 Corpses (2003) (imdb.com)

その残虐性や異常性は一家の中でも突出しているが、暴走気味のベイビーを止めるなど兄としての役割を感じさせる場面もある。


【長女】ベイビー・ファイアフライ/シェリ・ムーン・ゾンビ

House of 1000 Corpses (2003) (imdb.com)

ファイアフライ一家の長女であり、非常に美しい容姿をしている。

人をなぶり殺し、少女のような無邪気な声で笑うその異常性や残虐性は手を付けられない。

ハーレイ・クインが好きな人はこの”ベイビー”というキャラクターにもハマる事必須である。

因みに演じたシェリ・ムーン・ゾンビは監督のロブ・ゾンビと結婚していたりする。


【弟】タイニー・ファイアフライ/マシュー・マッグローリー

House of 1000 Corpses (2003) (imdb.com)

マザー・ファイアフライと前夫との間の子どもであるため、スポールディングやベイビーと直接の血縁関係はないが、ベイビーは彼を非常に可愛がっている。

前夫が狂って家に火をつけた事が原因で顔が焼け爛れ耳が聞こえなくなってしまった。

4.感想

なんでしょう…

「ルール無用!エロ・グロなんでもござれの殺戮ムービー」って内容なんですが、シド・ヘイグ演じるキャプテン・スポールディングの圧倒的な存在感とシェリ・ムーン・ゾンビの魅力に一気に引き込まれてしまいました。

その他の殺人家族も「非常に気持ちの悪い」最高のオーラを醸しだしてくれています。

ファイアフライ一家のキャラクターが濃すぎて、被害者ではなく殺人一家サイドの感情で終始映画を鑑賞していました。笑

好き嫌いの分れる作品だと思いますが、作品全体から漂うB級テイストと奇々怪々とした雰囲気。髄所に織り交ぜられるサイケデリックな演出も個人的にはハマりました。

ロブ・ゾンビにとって初監督作品なのですが、なかなかの良い出来だと思います。

次回先の『デビルズ・リジェクト マーダー・ライド・ショー2』(2005)は演出も格段にレベルアップしてますよ☆

コメント

  1. […] […]

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